今でも不思議でワケわかんないんだけど、俺の幼馴染が遭遇した話を書きます。

幼馴染は女なので、名前は仮にA子とします。

もう5年前になるけど、A子は当時23歳だった。

そこそこ美人なんだけど、性格がかなり変わってて近寄りがたい雰囲気の女なので彼氏も居なかった為、俺はよく

「誰かイケメンを紹介してくれ」

と言われていた。

ある日、仕事から帰ってきた俺は、家の前でA子とカチあった。

いつもは軽く立ち話をするのだが、この日はA子がこんなことを話し出した。 

「今日、たまにはバッグの掃除でもするかーって思ってさぁ。

いつも持ち歩いてるトートバッグの中身を、テーブルの上にぶちまけたの。

まるめたゴミとか100円玉とか板ガムとかいろいろ出てきたんだけど、その中にさあ、なんか畳んだメモが1枚あってね。

なんだろと思って開いたらさ…ほら、コレなんだけど読んでみ」