次の部屋に入ると、今度は右手に地球儀があり、左手にはまた寝袋があった。

僕は足早に紙切れを拾うと、そこにはこうあった。

『3つ与えます。


1つ。右手の地球儀を壊すこと。


2つ。左手の寝袋を撃ち抜くこと。

3つ。あなたが死ぬこと。


1つ目を選べば、出口に近付きます。

あなたと左手の人は開放され、その代わり世界のどこかに核が落ちます。

2つ目を選べば、出口に近付きます。

その代わり左手の人の道は終わりです。

3つ目を選べば、左手の人は開放され、おめでとう、あなたの道は終わりです』