ところが、遺体についていた傷跡は1~5本の爪跡も確かにあったのですが、それ以上、つまり6~8本の自然につけられたであろう爪跡が残っていたそうです。

例えば人間であった場合、5本以上の爪跡を皮膚につけようとして片方の指にもう片方の指を足してつけると、どうしてもそのつけたした部分が不自然な跡として残るはずですがその爪跡はなんとも自然。

解剖医は

「これは・・・指が6本、ないしは7本8本の動物にひっかかれたと想定するのが自然なのだが・・・

そんな動物ははたしているのかどうか・・・

動物学者に聞いてみないと私にはわからない」

と言ってサジを投げたそうな。