後輩くん。

「おはようございます」
翌朝、学校につくと椛先輩が男と話していた。
告白されてる…

俺は少し気になって耳を傾けていたけれど…盗み聞きはよくないと思って保健室へむかった。



「先生…」

朝からは先生はおらず。
俺はお気に入りの布団へと寝る。
窓際って静かで落ち着くんですよね。


起きるといい時間になっており俺は教室へと戻った。

ガラガラ

「愁!」

神崎さん達が一斉にこっちを向き挨拶してくる。
「おはよう。」

なにか良いことがあったんですか?


ボーっとしながらもなんとか授業を終えた。

帰り道、バイト先の店長に言われたとおりに持ってきた傘が使える天気になっていた。

ん?玄関に椛先輩?

俺は窓から一瞬見えた椛先輩のとこまで走った。
なんとか間にあった。

傘を渡すが…
遠慮してる…





体は眠さでボーっとしていたけれど椛先輩の顔を見て目が覚めた。

相合い傘というてもあったけれど少しでも濡れてしまうといけないから俺は走ってかえった。

約束をして…


家に着くと…案の定…シーンとした空気。

「ただいま」
という暇もなく着ていた服を脱ぎ靴下を脱ぐ。急いでお風呂に入る。

寒い…


さっぱりしながらほんのわずか寒いと感じながらもベットに横になる。

「くしゅん」

やばい…風邪ひいてしまいましたかね?
俺、体は強いとか言っといて恥ずかしいですよ…。



目を覚ますと…遠足当日…。

やばい…頭がガンガンしてる。
カナヅチで殴られてるみたい…

割れるぐらい…