後輩くん。

家に帰りまたメールを送る。
俺ストーカーみたいですかね？

ピロリン
メールが返って来た!!
俺は思い切って電話番号を聞いてみる。
前に聞けなかったから聞いとかないと後悔しそうですから。




断られるかもしれないと思いながらメールを開けると…

「やべ…」

嬉しすぎる。
今すっごいにやけてる。俺気持ち悪い…

間違えて画面を押してしまった…

プルルル

ワンコールで電話にでてくれた。

少しだけ言葉を交わす事にも緊張をしてしまう。
このまま声が聞いときたいけど…そろそろバイトの時間…。


落ち込みながら電話をきった。


バイトに着くと…
「愁くん!!」
椛先輩と同学年の千坂日和（せんざか　ひより）さん。

「千坂さんどうしました？」

椛先輩と同じ歳なのにどうも苦手です。
「来なかったら私来る意味ないなとおもっちゃって〜ぇ」

バイト中に酔っているみたいな話し方。
大丈夫でしょうか…


バイトもやっと終わり帰る。
すると後ろから
「ねえ愁くん！」

夜中の1時なのに大きな声で俺の名前を呼ぶ。

「静かにっ！」

俺の方が年上の気分。

「あの…帰り？」
上目遣いで胸を強調してくる。

「はい。帰りですか？」
明日学校だから早く帰りたい…


「そうなんだけどねぇ？1人でこの夜道でさぁ帰るってのが…」

それは危ないですよね…
「送っていきますよ。」

家まで送っていくと部屋に誘われたけどすぐ断って家まで帰った。
家についたのは午前5時ごろ…。

眠たい…


家につくとすぐに寝てしまった。