「なに、どうしたの」

「なんでもない…っ」

「……顔赤いけど」



言わなくていいぃぃぃ!!!



とりあえず部屋に逃げる。



「ダメだ……突然意識しだしてる…」




向こうが落ち着いてるせいで、1人で騒いでる感じがある。


それがすごく恥ずかしい。



「これは好き…なのかな」



話しててすごく楽しいし、面白いし。



一緒に暮らしてて落ち着くし。




……って、これじゃ老夫婦!



1人でノリツッコミをしてたらちょっと落ち着いた。



「ちょっと様子見よう!そうしよう!」

「梨都ー寝るなら叫ぶなー」

「うわぁっ!」



扉の外から聞こえてきた陽稀さんの声に驚いた。



だから!



本当に心臓に悪い!