「っどういう事だよ…それ」


相良は目を見開いて呟く

「お前…知らなかったのか…?」

俺は勢いよく席を立った
教室中の視線を集める
講師の先生が驚いた目で俺を見る


「どこだ…?病院」


「え…あ」
相良の答えを待つよりも早く俺は走り出していた

「××××病院だ…!」

「…っ」

相良に軽く手を振って俺は走り出した

「抜けます」
講師の先生はきょとんとしている
そんなのどうでもいいけど

大学をこれまでないくらいに早く走る


未来

未来

未来

未来


頼むから…死ぬな