二年になって、“未来”とはおんなじクラスになった


「おはよ」
「うん、おはよう」

顔見知り程度。
毎日挨拶をかわす程度。
特に複雑な話なんてしないけれど
いつも心臓はバクバク鳴り響いていた。

バスケに入ったからか
俺の背が、ぐんぐん伸びて、
女子の中でも少し背が高いあいつを見下ろして話すのが
大人になった感じがして嬉しかった

大人の男に近づいていく感じが心を弾ませた