次に未来に会えたのは高校1年の冬だった

約1年間ずっと会えなかった
家は知っていたけど会いにいくことも
たまたま会うこともなかった

支えたいと思っていたのに
何も行動を起こせなかった


あの日
友達と帰るとき
高校の近くのコンビニで見つけた

「悪い!ちょっと買うもんがあった!」
「っおい…!」


新しくできた友達をほっぽってお前の元に走った
何故だかわからない
そのまま
見なかったことにはできなかった


見つけた瞬間理解した
俺はお前のことがまだ好きだ

会えなくても
ずっと心の何処かでお前を考えてた

簡単にはこの想いは消せない