「まー、いいから。大丈夫だから。
安心して俺と結婚しとけば?」




「……うん!」







と、なったとはいいのだが……



「嘘、でしょ。」




婚姻届をそろそろ提出しようか、となった時に発覚したそれ。




私はただただ事実を受け入れることに必死だった。




「ふぁ〜っ、はよ、ゆゆ。」


「……っ!!!」



慌てて手に持っていた それ をパジャマのポケットに隠した。