中間で赤点取ったら知りませんって言われてから早いもので、猛勉強の末、テストも無事終わって結果も確認し終わり、最後の教科の結果が配られた日の昼休み。
「はああああ良かったああああ」
私の安心から出た叫びが教室中に響く。
私の声がデカイのは今に始まったことではない!!
故に誰も触れてくれないのだ!ちょっと寂しいぞ!!
「赤点なくて良かったね」
「うん!これで樹里とお出かけできる!!」
赤点をぎりぎりで回避した私に、良く頑張りましたって褒めてくれる樹里はまじでお母さんだなって…。
樹里と机をくっつけてお弁当を食べながら、いつ行こうかなんて話してるとちーくんがこっちに歩いてくるのが見えた。
「すずちゃん、早瀬さん」
「どーしたの?ちーくん」
突然、声を掛けてきたちーくんに吃驚した樹里の代わりに、私が返事をする。
いくら何でもわかり易すぎなんじゃないですかい、お姉さん。
「中間終わったし、遊びに行こうかって悠真に一方的に言ってたんだけど」
2人もどうかな?って可愛らしい笑顔で聞くちーくんに、いいの?って聞き返してみる。
内心、ちーくん意外と強引なんだな。
なんて思ってないよ??
「人数多い方が楽しいと思うよ」
それに、すずちゃんにも悪い話じゃないでしょってわざと耳打ちしてくるちーくんはかなり小悪魔っぽい。
でも、ちーくんもわかりやすい。
だって、不安そうにチラチラ見てんだもん。
「はああああ良かったああああ」
私の安心から出た叫びが教室中に響く。
私の声がデカイのは今に始まったことではない!!
故に誰も触れてくれないのだ!ちょっと寂しいぞ!!
「赤点なくて良かったね」
「うん!これで樹里とお出かけできる!!」
赤点をぎりぎりで回避した私に、良く頑張りましたって褒めてくれる樹里はまじでお母さんだなって…。
樹里と机をくっつけてお弁当を食べながら、いつ行こうかなんて話してるとちーくんがこっちに歩いてくるのが見えた。
「すずちゃん、早瀬さん」
「どーしたの?ちーくん」
突然、声を掛けてきたちーくんに吃驚した樹里の代わりに、私が返事をする。
いくら何でもわかり易すぎなんじゃないですかい、お姉さん。
「中間終わったし、遊びに行こうかって悠真に一方的に言ってたんだけど」
2人もどうかな?って可愛らしい笑顔で聞くちーくんに、いいの?って聞き返してみる。
内心、ちーくん意外と強引なんだな。
なんて思ってないよ??
「人数多い方が楽しいと思うよ」
それに、すずちゃんにも悪い話じゃないでしょってわざと耳打ちしてくるちーくんはかなり小悪魔っぽい。
でも、ちーくんもわかりやすい。
だって、不安そうにチラチラ見てんだもん。
