「善雅~お先!」 意気揚々と帰っていく友達連中を恨めしげに見送りながら、俺は放課後の机にかじりつく。 何が悲しくて成績トップレベルの俺が居残り補習なんかさせられてるのか……。 理由は簡単。 度重なる遅刻プラス授業サボったからだ。 「自業自得だな」 なんて、わざわざ嫌味を言って帰って行く紘也を無視して補習用のプリントに目を向ける。 問題自体は簡単だからさっさと終わらせて帰ろう。 仕方なく俺は誰も居なくなった教室で、補習用のプリントを解くことに専念することにした。