…粗方東郷一派は片付いただろうか。

レーヴァテインを肩に担ぎ、一息つくティグル。

その肩で。

(あら…私の忠告受け入れて、精霊術を併用したのね…)

陽光を浴びて輝く刀身が、そう呟いたような気がした。