基本的に予後は良く、多くは成人前に自然完治するが、重篤化すれば稀ではあるが邪気眼を発症する。

また成人を過ぎても完治せず慢性化すると、人格の形成に伴い治療が困難になる。

その場合社会生活に支障をきたす可能性がある為、治療が必要となる。

外科的治療、薬物療法は適応ではない。

殆どは自然治癒するが、邪気眼を発症した場合、及び高校を卒業しても完治せず慢性化した場合、カウンセリングによる治療を行う。

慢性化した厨二病の場合、自らに対する万能感が理想の自分像として具体化している場合が多く(通常は社会や他者との関わりの中で理想と現実の溝を埋める事で自然治癒していく)、急に現実を見せ付けるのは危険である。

理想の自分を守る為にヒステリーを起こし、最悪の場合社会との関わりを絶つ可能性がある為、徐々に自分で気付かせるように心がける。