バッチリ決まった名乗りアクションに、子供達から歓声が上がる。

プリティープリンセスは、日曜朝8時のプリ何とかばりの人気者なのだ。

だが。

「……」

下から覗き込むように見るチンピラ風の男。

「よく見ると、結構エグイ衣装着てんな姉ちゃん…ミニスカからパンツ見えてんぞ?」

「パンツじゃありません!最終防御装備ですから恥ずかしくないもん!」

つまり見せパ…。

「理事長余計な事言わないで!」

赤面しつつ、プリティープリンセスは屋根の上から飛び降りる。

「さぁ、かかってきなさいアクアク団の手先!このプリティープリンセスが相手です!」