喧々囂々の本部。
突然沖田に推しメン扱いされた古奈美は困惑顔だ。
「あ、あの、沖田さん。井上さんの言う通りだと思います。私はこの自警団の中でも、一番実力のない隊長です。人望だけで隊員さん達を指揮していただけですから」
「えーそうですかあ?」
尚もニコニコ顔の沖田。
「人望だけで隊を引っ張るのって、そんな駄目ですかぁ?そこのBLやキモ汗臭デブに隊引っ張られるよりずっとマシだと思うんですけど」
そこまで言わなくてもよくね?
「で、でも…」
古奈美はついこの間まで自警団を脱退し、外部の人間だった。
いわば出戻り。
そんな彼女が、自警団の団長に収まってよいものか。
突然沖田に推しメン扱いされた古奈美は困惑顔だ。
「あ、あの、沖田さん。井上さんの言う通りだと思います。私はこの自警団の中でも、一番実力のない隊長です。人望だけで隊員さん達を指揮していただけですから」
「えーそうですかあ?」
尚もニコニコ顔の沖田。
「人望だけで隊を引っ張るのって、そんな駄目ですかぁ?そこのBLやキモ汗臭デブに隊引っ張られるよりずっとマシだと思うんですけど」
そこまで言わなくてもよくね?
「で、でも…」
古奈美はついこの間まで自警団を脱退し、外部の人間だった。
いわば出戻り。
そんな彼女が、自警団の団長に収まってよいものか。


