言った途端に。

「がは!」

ダンドリッジの右手に握られた黒鉄の拳銃・クライムから発射されたカスール弾が、リュートの左の肩口に命中した。

「侮辱もここまで来たら清々しいな…いいだろう、リュート・グリフィノー。学園の掟など一切合切無視して、貴様はここで、この俺が殺してやる」