「ん?なんかおかしな点でもあったか?」


「は、はい。あの4人でやった右隣の人を起こすっていうゲーム。もし、一人がそこを立ったら誰かが代わりにそこにいないと成立しないですよね?」

「うん、そうだな。」

「考えてみてください。このゲームは4人じゃ絶対に不可能なゲームなんです。誰か立ったら必ずひとつの角が空いてしまうんですよ。」

「とゆうと?」







「もうひとり・・・」





病院へのびるふたつの足跡。

僕もスヤスヤ眠っている。