「ぬん、梨紗も瑞蓮も倒れたあとすぐに駆けつけて麗禾にがつんと言ってくれたんだよ」 “梨紗”? 由紀って梨紗って呼んでたんだ... そんなの意識したことなかったな 「ありがと、瑞蓮、梨紗。」 『残念だね。由紀の好きな人は梨紗だから。』 ふと、麗禾の言葉がフラッシュバックされた。 なんか、悲しくなってきた。 なんの感覚もなく、涙流れてて。 泣いてるんだ、私。 「栞〜??どうしたの?」 「なんでもない、目にごみ入っちゃって」