あたしの名前を呼んだ先生は、 あたしの顔をじっと見た。 、、、なに? そう思ったけど、あたしは先生から目を逸らした。 『先生はやくー』 クラスメイトの声が先生の視線をさらっていく。 周りのみんなは新学期にワクワクしてる様子で、すごく楽しそうだった。 賑やかなクラスに入っちゃったな、、 密かに学校を辞めようと思ってたあたしにはあまり都合の良いものではなくて、 あと少しの学校生活が不安だった。