下が騒がしくなってるから多分迎えが来たのだろう
幹部室のドアを開けて入ってきたのは、予想通り龍さんで他に佐月さんがいたのに驚いた。でもまっそうだな。
オレ達は声を揃えて挨拶をした後に少し話していたら部屋の方の扉が開いた
出てきた結音はまだ眠そうで何故かオレの方にやって来た結音はそのまんまオレに抱きついた
今の感情は複雑で抱きつかれて嬉しいけどせめて龍さんがいない時にして欲しかった
どんな状況か知らない結音はこの匂い好きとか呟きオレの胸でまた眠そう
「結音起きろっ」
「イヤッ」
起こそうとしたら拒否られて、オレどうすれば…
オレの様子を見兼ねた龍さんが近づいて
「結音家に帰ろうぜ。結衣が待ってる」
まっ少し力ずくで結音を剥がしてそのまんま抱っこして佐月さんと一緒に帰っていった