お土産を両腕に抱えて一度袋を足元に置いて扉を開いた。



みんなの視線を真っ向から浴びながら、



「はいっ佐月さん」


「ありがとう。結音ちゃん」


佐月さんは頭を撫でてくれる



「次は、斗真さんどうぞっ」


「ありがとう。ユンちゃん」


お礼を言った斗真さんチュッとほっぺにキスをした


それには、お父さんもイライラしてるけど黙っていた



「はいっ拓哉さん」


「ありがとう。結音」


拓哉さんは、無表情とか言われてるけど私はそう思わない。だって今の拓哉さんは見とれるほど素敵な笑顔をしてるんだもん!