「痛いよ。ユンちゃん」 涙目で訴える斗真さんを一度見て 「私が嫌だったんだね。じゃあお父さんに頼みましょうか?」 女は振り返って斗真さんに伝えると、斗真さんは青い顔をして“ユンちゃんで良かったです”って必死だったのに少し笑える それからというもの、初代は一人ずつ、他の人たちは代ごとに一つ渡してる。 オレ達も一応用意はしてこいって言われて用意してきたけど…。 「じゃあ次は誠達からだなっ」 龍さんの楽しそうな声でオレが代表として女も渡した