隆「二人はさー、この3人の中で誰がいいの?」

芽「私はつかささんですっ!!」

優「やっぱりかぁー...モテ王子だなぁーつかさは!もう1人の子は?」

どきっ。

どうしよう...つかさくんって答えられない。
昨日"つきそい"って言ったばっかだし...

どうしよう...

司「おい、二人ともやめろってー、追い詰めたらかわいそうだろ?」

隆「...そーだね!ごめんね?」



優「ごめんねっ!まだ名前も聞いてないのに...」

隆「ふたりとも名前は...?」



え...


もしかして、助けてくれたの...?考えすぎ...?
どうしよう。


すきになりそう。


めい...どうしよう。

芽「私は、"めい"って言います!この子は"まなみ"です!」


私は小さく会釈した。


舞「どーも、まなみです...」

隆「めいちゃんとまなみちゃんね!めいちゃんはちなみに、つかさのどこがいいの?」

芽「んーまず、イケメンですよね!それにドSで!まさに
私の理想の男性って感じです///」


照れながらにこーーって笑うめい。

司「あー、そーなのー?ありがとう。」

相変わらずの塩対応だなぁ...ここがいいの...かな?

優「あ!!次、オレたちだよ~よかったら5人でのらない??3,2で別れて乗ろっか!」

えええええ!!!そんな!!!こんなイケメンに囲まれて、乗りづらいよぉー...(泣)

隆「めいちゃん、つかさの隣がいいんじゃない?」

芽「え!!!いいんですか?」

司「あー...うん!いいよ。乗ろっか?」

芽「はい!///」


めい。よかったね。夢...叶ったね。

優「じゃあ、まなみちゃんは僕たちと乗ろうね!」

舞「はい...!!」





スタッフ「では、いってらっしゃーい!!」

舞「い゛や゛ぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!!!」

思った以上に怖くて、ずっっっっと叫んでしまった...!

スタッフ「おかえりなさいませー!」




はぁ。はぁ。怖すぎ。
もう、怖い...怖い。震えが止まんない!!
今も涙でそう...
でもこらえなきゃ!!ここで、泣いたら...
"あざとい"っておもわれちゃう!!



絶対だめ。

優・隆「はははは!!!まなみちゃん叫びすぎ!!おもしろすぎ!!」

二人そろって!!もう..!!!本当に怖かったんだよ!!

芽「あーー!楽しかった!!!最高の思い出でした!!つかささん、ゆうとさん、りゅうたさんありがとうございました!!!」

隆「え!解散しちゃう感じ?...すっごい楽しかったし、もし良かったら、一緒に回らない?」

芽「.....え!!!いいんですか!!もー、最高です!!ありがとうございます!!!」

隆「ううん!!こちらこそありがとね!じゃあさっそくだけど...ゆうととめいちゃん!お昼買いにいかない??つかさは絶叫系のって多分ダウンしてるし笑まなみちゃんも、ダウンしてそうだし笑」

優「うん!!じゃあー...いこっか!めいちゃん!!」

芽「はい!!」

あ...まってーめいー置いてかないでー!!





あぁ...行っちゃった。どうしよう...。
二人きりだ...
すっごいドキドキいってる...。
どうしよう。もーだめ!
今日、どうしようしか言ってない!!

司「絶叫こわかったよな。大丈夫?」

舞「あ!はい!だいじょー...」

え。まって、泣かないで。
ほんとに、あざといとか思われたくないんだって!!

そう思うと余計に涙が止まらなくて...

司「...大丈夫?オレも絶叫ダメだから、すげーわかるよ...はい。使って?」

優しい顔で、優しそうな手で
そっと、ハンカチを渡してくれた。

舞「あ...すみません。ホントに大丈夫ですから...!申し訳ないです...!!」

司「使えって...!女の子は泣くより笑った方がかわいいだろ。」

あ。だめだ。
今、落ちた音がした。
抜け出せない沼に。はまった音がした。


神様。

どうしよう。
芸能人に恋しちゃダメって何度も言い聞かせてきたのに。

司くんはずるいよ。


めい。
ごめん。










私...

つかさくんが好き...