本当は青春だってしたかった。 幸せな人生を歩みたかった。 神様は…残酷だ。 選択肢も与えずに、地獄に落としてわたしを悪魔にした。 ----------- ゆりかごに揺れながら、 じっと私を見上げるつぶらな瞳。 それが君との出会いだった。 君を見て、初めて感じた気持ちは焦りと不安だった。 こんなわたしが本当に母親として務まるのだろうか。 子供と子供を二人並べて『はい、親子です』だなんて、非常識なはなしだ。