本当は青春だってしたかった。
幸せな人生を歩みたかった。
神様は…残酷だ。
選択肢も与えずに、地獄に落としてわたしを悪魔にした。

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ゆりかごに揺れながら、
じっと私を見上げるつぶらな瞳。


それが君との出会いだった。


君を見て、初めて感じた気持ちは焦りと不安だった。


こんなわたしが本当に母親として務まるのだろうか。


子供と子供を二人並べて『はい、親子です』だなんて、非常識なはなしだ。