幸せの構図

私にトンカツの満腹による睡魔が襲ってきた。

「やっぱさぁ、眠くなったよ」

「はいはい、もうすぐ3時のおやつの時間なのにね。ネムネムになっちゃったの?」

「いいから!次の道の駅はどこだっけ?」

「はいっ。次は神林、その次が加治川かな」

「そっか、加治川だと中条すぎちゃうな。微妙・・・」

「すぐ神林だよ、そこで代わろっか?」

「そうだな。りつこに俺の命を預けた!頼む!もうどうにでもしてくれ」

「まるで事故るの前提みたいな言い方じゃん。わかった、逃げられないように助手席にくくりつけておくんだから」