「うん、それはただのきっかけだったと思うの。私が飲めないお酒に酔いながらひろし君と一緒に歌った神田川がね、あ、この人、私と同じ空気を持ってるって、そう思わせたみたい」
「きっかけはどうあれ、その後のほうが大事ですよね」
「そうね。本当にただ一緒にいるだけで幸せだったのよ」
「でも付き合い始めてすぐにそんな気持ちになれたんですか?」
「うん、それにもきっかけがあったかも。あのね、2人で初めて映画を観に行った時かな。新宿まで行ったんだけど、2人とも田舎者だから互いに見栄をはる必要もなく都会の空気が新鮮だねって、凄いねって言えたの。観た映画はエンドレス・ラヴ。ぴったりの映画だったのよ。見終わってからも映画館のロビーで一緒にパンフレット見ながらいつまでもいつまでも話していてね。映画観てるより長い時間そこにいたの。その時の彼の目が子供みたいに純粋で素朴で・・・」
「よりいっそう好きになった・・・」
「そういうこと、ね」
「きっかけはどうあれ、その後のほうが大事ですよね」
「そうね。本当にただ一緒にいるだけで幸せだったのよ」
「でも付き合い始めてすぐにそんな気持ちになれたんですか?」
「うん、それにもきっかけがあったかも。あのね、2人で初めて映画を観に行った時かな。新宿まで行ったんだけど、2人とも田舎者だから互いに見栄をはる必要もなく都会の空気が新鮮だねって、凄いねって言えたの。観た映画はエンドレス・ラヴ。ぴったりの映画だったのよ。見終わってからも映画館のロビーで一緒にパンフレット見ながらいつまでもいつまでも話していてね。映画観てるより長い時間そこにいたの。その時の彼の目が子供みたいに純粋で素朴で・・・」
「よりいっそう好きになった・・・」
「そういうこと、ね」


