「ごめんね。それにもう一ヶ所行きたいとこがあるんだ」

「もちろん今は教えてくれないよな」

「頑張って推理してごらん♪」

「う~ん、楽しみがまたひとつ増えた」

「あはは、そっか。じゃそろそろ帰ろうかな。ひろし君も国分寺にいるんだよね」

「うん、でもどこにいるかは教えないぜ」

「私だって教えないんだから」

「全く、お前ってやつは・・・ヒントは?」

「くどい!」

「あ、はい・・・」

「ふふふ。それじゃね、夜景マニアのひろし君。おやすみなさい」

「夜景マニア?」

「あ・・・うん。さっさと寝なさい。私を寝かさずに夜景論を語ったことあるでしょ」

「そういうことか。はいはい、おやすみなさい」