人生のif文をたどっていくのなら、もしかしたらすーちゃんと幸せになる選択肢もあっただろう。しかし私は違う道を歩んできた。だからといってすーちゃんの存在が色あせることはない。まばゆく光輝く存在に間違いはない。りつこを愛し、大切に思う心もそんな過去の私がいなければあり得なかったかもしれない。