りつこが一人旅に出たのにも大きな深い理由がありそうだ。もちろんりつこ自身もそのことには気が付いていないだろう。それはきっと私と2人で探る旅なのだと思う。
さらに私はじゅうぶんに人を愛することができているのだろうか。その問いにはもちろんイエスだ。そして残りの半生をかけてりつこを深く愛するだろう。激しく燃えさかる求めるような思いは「愛」とは言わない。深く静かに、ただひたすら相手に対する感謝の思いを貫くこと。未熟な魂の私にとって、それは一度失い欠けないと気づくことの出来ない考え方なのかもしれない。
さらに私はじゅうぶんに人を愛することができているのだろうか。その問いにはもちろんイエスだ。そして残りの半生をかけてりつこを深く愛するだろう。激しく燃えさかる求めるような思いは「愛」とは言わない。深く静かに、ただひたすら相手に対する感謝の思いを貫くこと。未熟な魂の私にとって、それは一度失い欠けないと気づくことの出来ない考え方なのかもしれない。


