タクシーは町の小さなビジネスホテルの入り口前に車を停め私をおろした。ホテルのおばさんが私の荷物を持って二階の部屋に案内してくれた。私は予定があると告げて荷物だけ部屋に置かせてもらい、すぐにまた下に降りた。運転手がホテルのフロントマンと親しげに話しをして待っていた。ナチュラルな阿波弁が微笑ましかった。小さな町だし、商売柄、顔見知りなのだろう。