幸せの構図

「じゃあ、どの話しにしようか」

「そうね、君たちはどんなくだらない遊びをしていたのか聞きたいな」

「君たち・・・か。俺たち学園祭の実行委員は変なヤツばっかりだったよなぁ」

「ひろし君もその仲間でしょ」

「あはは、その変なヤツの彼女がお前だよ」

「ええええ、私は例外にしておいて」

「はいはい、話しを区切らないといつまでも本題に入れないでしょ」

「いっつもそうじゃん。いつの間にか話しがどんどん飛躍して元の話しがなんだったか忘れるよね♪」

「だから・・・」

「あ、はい、ごめんなさい」



私はニコニコしながら話し始めた。