─休日─

俺はみんなに雪菜に内緒である公園に来るようにメールした

しばらくするとみんなが集まった

「どうしたの?翔くん。急に」

「いきなりの呼び出しだったからビックリしたよ」

「何かあったの?」

「翔、一体なにがあったんだ?」

梨華ちゃん、凛ちゃん、蓮、優斗が心配した様子で聞いてきた

「実は頼みたいことがあって」

「「「「頼みたいこと?」」」」

全員ハテナマークをうかべていた

「俺は、雪菜の記憶を取り戻そうと思ってる。でも、俺一人じゃできないから協力してほしい」

俺がそう言うと

「でも、そのときの幼なじみが分からないと出来ないんじゃない?」

梨華ちゃんがそう言った

「確かにー。雪菜はその幼なじみは覚えてないって言うし、出来るのかな?」

「確かに二人の言うとおりだね。翔は心当たりがあるのか?」

「もしかして、その人に最近あったとか?」

俺はみんなが言ってることが分からなかった

俺だってことに気づいてないのか?

そこで俺はあることを思い出した

そうだ、転校してすぐ梨華ちゃんと凛ちゃんに事故に遭わせた幼なじみは俺じゃないかって疑われて雪菜が話を遮ったんだった

でも、今ここで真実言わないと協力してもらえないかもしれないしな

俺は真実を話した