昼ごはんを食べた後

私たちはまた町を歩いていると

「あ、雪菜わりぃけどちょっとだけここで待っててくれないか?」

「え?どうしたの?」

いきなりことに私は驚いた

「ちょっと、便所行ってくる」

そう言って翔は人混みの中に入っていった

私は仕方なく近くにあったベンチに座った

しばらく待ってると

「ねぇ、君。もしかして一人?よかったら俺らと遊ばない?」

声に気づき前を見るといかにもチャラそうな男が二人立っていた

なんかこういう展開前にもあったような…

「ごめんなさい。私彼氏いるので」

私がそう言うと

「でも、その彼氏今いないじゃん。しかもクリスマスなのに。そんな人彼氏って言えるの?」

二人の内の一人の男が言った

「それは─」

「そんなひどい彼氏より俺らと遊ぼうよ!」

私が反論する前にもう一人の男が私の腕を掴みながら言った

どうしよう?この人たち全然話聞いてないし、しかもこの人混みに入ったらいくら翔でも見つけられないかもしれないし

抵抗しようとしたら