「おい、その汚ねぇ手離してくれる?」

声のした方を向くと私が一番来てほしかった人が立っていた

「し、翔くん…」

ほ、本当に来てくれた

「あ?なんだてめえ??お前には関係ねぇだろ‼」

男が翔くんを突き飛ばそうとした

バシッ

すると翔くんが男の腕を掴み

「関係ないだと?笑わせるな」

そして

「雪菜は俺の大事な幼なじみだ。関係大ありなんだけど」

ヒュッ

ドカッ

一人の男を投げ飛ばした

そして私の腕を掴んだ男を私から引き剥がし

「それから、てめぇ…雪菜の許可なく腕掴みやがって…雪菜が涙流しそうなほど怖がってんのがわかんねぇのか‼」


グッ

ドシッ

胸蔵を掴み

その場に突き飛ばした

「二度と雪菜に近づくな。そして俺らに関わるな。」

今まで聞いたことない低い声で言った

「分かったらさっさと失せろ‼」

翔くんがそう言うとその二人の男はすぐに去って行った