「よっ、アオハル!!なんか、目が死んでるみてえだけど大丈夫か?」
「あっ…うん、大丈夫」
「蒼井さん、なんかごめんね。オレ、心配させちゃってるよね。ホント、ごめん」
遥奏くんが勝負前だというのに悲しい顔をするもんだから、私はここぞとばかりに笑顔を作った。
「私は大丈夫。遥奏くんのこと、信じてるから。…だから、自分の思い、今までの鬱憤とか全部出し切って来て。思いっきりぶつけて来て。私、ちゃんと見届けるから」
「アオハル、最高にいいやつだなぁ…。ただ…アオハル、俺が言いたかったこと全部言っちまったよ!俺は一体どうすれば良いんだ!?遥奏の親友なのに良いとこ、もってかれて終わりかよ…」
うなだれる宙太くんを必死になだめながら、私は遥奏くんを見た。
今日の彼は、いつも以上に凛々しく男らしく私の目に映った。
彼の瞳に私が映る。
彼はにっこり優しく微笑んでから、一言こう呟いた。
「ありがと」
私達に背を向け、遥奏くんはコートの中央に胸を張って堂々と歩いて行った。
「遥奏~、全力で戦って来いよ!自分に勝つんだぞ!」
親友の言葉に、一度振り返り軽く手を上げると、もう彼は振り返らなかった。
前だけを見ていた。
彼の闘志は、胸の中で見ている人を焦がすくらいに熱く熱く燃えていた。
「あっ…うん、大丈夫」
「蒼井さん、なんかごめんね。オレ、心配させちゃってるよね。ホント、ごめん」
遥奏くんが勝負前だというのに悲しい顔をするもんだから、私はここぞとばかりに笑顔を作った。
「私は大丈夫。遥奏くんのこと、信じてるから。…だから、自分の思い、今までの鬱憤とか全部出し切って来て。思いっきりぶつけて来て。私、ちゃんと見届けるから」
「アオハル、最高にいいやつだなぁ…。ただ…アオハル、俺が言いたかったこと全部言っちまったよ!俺は一体どうすれば良いんだ!?遥奏の親友なのに良いとこ、もってかれて終わりかよ…」
うなだれる宙太くんを必死になだめながら、私は遥奏くんを見た。
今日の彼は、いつも以上に凛々しく男らしく私の目に映った。
彼の瞳に私が映る。
彼はにっこり優しく微笑んでから、一言こう呟いた。
「ありがと」
私達に背を向け、遥奏くんはコートの中央に胸を張って堂々と歩いて行った。
「遥奏~、全力で戦って来いよ!自分に勝つんだぞ!」
親友の言葉に、一度振り返り軽く手を上げると、もう彼は振り返らなかった。
前だけを見ていた。
彼の闘志は、胸の中で見ている人を焦がすくらいに熱く熱く燃えていた。



