「春ちゃんおはよう」
「ともこおはよう。ともこは今日もかわいいね!」
私のことを春ちゃん、春ちゃんと懲りずに
名前を呼び続けて私に幸せを教えてくれた
かけがえのないたった一人の友達なのだ。
そんな私ももうすぐ高校2年生になる。
密かにともこと一緒のクラスになれたらいいなと、
願っている。
「春ちゃん、一緒のクラスになれたらいいな。」
「うん!!まぁ、クラスが違っても私がともこに会いに行くよ!」
そうだ、私にとってともこは誰よりも大切なんだ。
「ふふ、春ちゃんはほんとに優しいんだね。
そんな春ちゃんに私は彼氏の一人でも作って欲しいけど」
ともこはいつもそんなことをゆう。
「何ゆってんの!私はともこが幸せになってくれればそれでいいの、!」
私は笑ってそんなことをゆう。
私の取り柄は笑顔だと中学の頃にもゆわれたし、高校の成績表にも笑顔で周りを和ます。
と、書いてあった。