優しく、割れ物のように扱われたかと思えば、時に激しく道具のように扱われた。 与えられる感覚も、温もりもすべてが初めてで、私は身体の反応に素直に応える事しかできなかった。 「痛くないか?」 「…ちょっと痛い、かも…」 私の中を押し進む彼。 好きな人とひとつになれる事がこんなにも嬉しいなんて知らなかった。 でも、そこに愛はない。