【完】編集者は恋をして大丈夫ですか?

「あんたね話はちゃんと聞きなさいよ。肝心なこと聞いてなくてどうするの」

「ううっうっ...ひく。優美ちゃん私どうしたらいいの?」

走って向かった先は優美ちゃんの家。そして私は優美ちゃん家に着いたのと同時に泣き崩れた。

「どうしたらいいの?じゃないでしょ!さっさと桜川さんのところに行って謝って話を聞く。雪ちゃんがやることはそれだけ」

「話を切り出せるかな...」

「それは雪ちゃん次第。しっかしニューヨークねー。しかも三年。編集長から何にも聞いてないの?」