【完】編集者は恋をして大丈夫ですか?

「きゃーー!!」

ガシャン!!

雪が落ちて会場は静まりかえった。

「あれ?確か私脚立から落ちて...」

でも痛くない。骨を骨折しててもおかしくないのに。

「工藤さん、大丈夫ですか?」

「え?あなたは...!」

そこにいたのは朝ぶつかった男の人だった。

「あの私は大丈夫です!それよりあなたの手が...」