それ以降、会話はなかったけど、最初の方のピリッとした空気は無くなった。


そのまま、家の前につく。



「ありがとうございました!」



そう言って、車を降りようとしたら、社長に手首を掴まれた。



「まてよ…」



えっ…



社長?