「芽衣… 順番は違っちゃったけど、 俺と結婚してください…!」 抱きしめていた手を、ふっと離して、真剣な顔でそう言った。 「こちらこそ… こちらこそ! よろしくお願いします …!」 お互いそう言って、目があった時、小さく微笑んだ。 それから、自然に任せるように、どちらからともなく、触れるだけのキスをした。 …end