「芽衣…俺の子…産んでくれる…?」 社長は、抱きしめていた手を少し離してそう聞いてきた。 心配そうな顔をして、私に言ってきた社長に向かって、 「もちろん!」 私はそう答えながら、社長に飛びつくように、抱きついた。 「翔也…大好き〜」 「俺は愛してる…」 2人で、ぎゅっと抱きしめあっていると、社長が少し離してこう言った。