それからは、やけ酒で、持っていたお酒をぐいっと一気飲みする。 「聞いてくらさいよぉ~… さっき、彼氏に振られたんですぅ… もう、あんなやつ大っ嫌いっ!!」 「えっ?芽衣ちゃんさっきってもしかして電話?」 「そぉれすよぉ…」 酔っていて、舌が回らない。 そのまま私は泣き疲れて寝てしまった。 その後に五月さんが社長に良かったじゃん!と言っているのを聞き逃していた。