ブルースター

「あはは、そーだよな!だよな!当たり前だよな!」

「う、うん…」

夏向がいつもと、違うなーと感じていたとき「チッ」と舌打ちが聞こえた。

鋭い視線を感じ、ゆっくりと振り向くと翔がとてつもない顔で睨み付けていた。金縛りに会ったように体がうごたなくなる私達。

キーンコーンカーンコーン

「チャイムなっちゃったね~座ろうかアハハハハ」

麻衣の棒読みの言葉を合図に、凍りついていた私達は席に着いた。

今日一日この視線に耐え抜きながら過ごしたことは、言うまでもない。