1人になった教室で、
「面倒だったわぁ。あぁー疲れた」
と言い誰も居ないことを確認し、メガネと髪を下ろす。


「やっぱり、メガネは落ち着かないなぁって自分で決めたことなのにね…」


教室の少し開いた窓からくる風を受け、これからの生活に思いふけていた。





ーガタッという音で美衣は、我に返る