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話になったのは、体育館の裏ではなく普通の教室だった。


「じゃ、言わせて頂くわ。私は、滝川 舞といいますの。ご存じだと思いますけど、世界トップクラスのお嬢様なのよ。言いたいことはね……蓮様の隣を譲って頂けないかしら?」
と舞の強気な発言


(クスッ)
「なんだ、そんなことでしたか。
そのようなご要望なら受付致しますよ舞様」
とニコッと笑顔まで付けて言う


「もの分かりのいい庶民で良かったわ。
やはり、頭で入っただけあるわね。」
と言い残し颯爽と帰っていった。