辻本は後ろから呼ばれたらしく立ち止まって振り向いた、そこにスーツを着た栗毛の男性が走って来た。

[おまえ一次会で帰ったよなそれも女の子と、IDゲットできたのか?]

〈そんなの当たり前、今日もデートの約束してる。〉と二人にVサイン。
〈スゲーいい子もう彼女しか見えないって感じだわ、いままで見つからなかったのが不思議なくらいだ。〉ニコニコ

[〔それはよかったこって。〕]

[それがつくりものだったらどうする?]

〈そんときはそん時、それよりあんな人いたか?〉

[俺も気づかなかった。]

〔俺も。〕

〈音痴とマンゴーってなんだ?〉

[〔それは☆#$*€〆…〕]

〈チョと待った〜1人ずつにしてくれ〜〉