「初めて会ったときどうして声をかけたんですか?」

「あなたが『健人』と名前を言ったのが聞こえて見たら泣いてだから、すごく綺麗でつい声をかけてしまったの。」

「そうだったんですか、じゃあ聞こえなかったら、会えなかったんですね?」

「そうでもないよ、親友同士が結婚してるからいつかは会ってたよ。」

「そうですね、よく今まで会いませんでしたね〜」

「本当だね〜まぁわざと会わない様にしてたからね。」

「俺も。」

「「だって、好きな人を奪った親友だから(ね)(な)」」と二人同時に

「また、合いましたね。」

「ふふふっ。」

「そういえば、辻本さん結婚式の時親友代表のスピーチしませんでしたね。」

「古瀬くんもしなかったね。」

「私は基本スピーチはイヤ。」

「俺は人前が嫌いです。」

「ここは、合わないね〜うふふっ。」

「そうですね〜クククッ。」