「28歳です。野嶋さんは?」

「27で古瀬は26。」

「えー私30超えていると思ってた、一次会でテキパキしてたから、若く見えるんだなぁ〜と、年下なんだちょっとショック。」

「それ俺の方がショックだから俺のときは『サン』で古瀬は『クン』?」

「はい、そうすると私が一番上のお姉さんになるのね〜ワインおかわり。」とお店の人に叫ぶ。

「じゃあ俺は長男で堀田さんは何歳?」

「私は25です。」

「古瀬は次男で堀田さんは次女かーなんか年子の兄弟だね〜」

「その発想どこからくるんですか?」とあきれたか感満載で古瀬は二杯目のジンを飲んだ。